どうして肉は固くなるのか??
私が最近読んだ本の中から、役立ちそうな書籍をピックアップしました。
今回ご紹介するのは、水島弘史シェフの
『本当においしい肉料理はおウチでつくりなさい』
店頭ではよく聞かれるフレーズがあります。
「この肉固い?」です。
”固いお肉”だと認識しながら販売しているお店はないはずです。
ですが、「固い」っていう感想があるのも事実で…
なので、「固い」の原因を探ってみました。
今回の本題ですが、
主に温度と塩分に着目した内容が書かれています
では、どうして肉は固くなるのか?
理由の一つとして挙げられているものが、肉の水分が急速に失われるから!
具体的には、肉を加熱した際に急速に温度が上がることで
50℃前後でタンパク質が収縮して水分が流れ出てしまうのです。
これを防ぐために必要なことは、
低温、低速でゆっくりじっくり加熱する!
例えば、
牛すじは水から煮出す
冷たいフライパンの上で焼き始める
唐揚げは冷たい油からゆっくり加熱する
などなど
読み物としては文字数も少なく、ご家庭で試せるレシピが多く載っているので、サクッと読めておすすめです。